バンクロール管理
バンクロール管理とは、ポーカー専用のお金を分けておき、通常の振れ幅で資金が尽きないよう、それに対して十分小さなレートを選ぶことです。
バンクロール管理とは、ポーカーにだけ使う専用の資金、つまりバンクロールを持ち、それに対して小さなレートを選ぶ習慣のことです。目的は、ゲームの自然な浮き沈みを乗り切ることです。熟練したプレイヤーでもバリアンスによって何セッションも続けて負けることがあり、適切なバンクロール管理は、不調が続いてもポーカーそのものを続けられなくなる事態を防ぎます。
最も重要なルールを最初に挙げておきます。バンクロールは、家賃、生活費、貯金とは別の、本当に失っても構わないお金だけにすべきです。ポーカーは身の丈に合った範囲でプレイしましょう。
よく使われる目安
唯一の正解はありませんが、プレイヤーはよくバンクロールを、プレイするゲームのバイインの数で測ります。よく引用される目安は次のとおりです。
| ゲームの種類 | よく引用される目安 |
|---|---|
| キャッシュゲーム | そのレートのバイインのおよそ20〜50回分 |
| マルチテーブルトーナメント | 結果の振れ幅がはるかに大きいため、多くの場合100回分以上 |
| シングルテーブルトーナメント | その中間程度 |
これらは慣習であって法則ではありません。バンクロールを簡単に補充できないプレイヤーにはより保守的な数字が適しており、補充できるプレイヤーはより緩い数字を使うこともあります。自分のウィンレート、ゲームの種類、振れ幅への耐性がすべて関係します。
具体例
ポーカーのバンクロールが1,000だとします。キャッシュゲームで25バイインのルールに従いたいとすると、1,000 ÷ 25 = 40 なので、使える最大のバイインは40です。フルバイインが100ビッグブラインドのゲームなら、ブラインド0.20/0.40以下ということになります。
では、ひどい1週間で6バイインを失ったとしましょう。バンクロールは 1,000 − 240 = 760 で、40のバイインではたった19回分です。規律あるプレイヤーなら、「取り返す」ためにレートを上げるのではなく、バンクロールが回復するまでより低いレートに下げるでしょう。
レートの上げ下げ
- 明確な基準を設ける。どのバンクロール水準でレートを上げ下げするかを事前に決めておきましょう。
- ショットは慎重に。バンクロールのうち事前に決めた少額で上のレートに挑戦し、失ったら元に戻るプレイヤーもいます。
- 成績を記録する。100ハンドあたりのビッグブラインドのようなウィンレートの指標は、そのレートが自分に合っているかの判断に役立ちます。
よくあるミス
- 日常生活のためのお金でプレイする。
- 短い連勝の後にレートを上げる。
- 負けを取り返すためにレートを上げる。これはティルトの典型的なサインです。
- ポーカーの資金を他の支出と混ぜてしまい、本当の成績がわからなくなる。
よくある質問
ポーカーのバンクロールはどれくらい必要ですか?
よく使われる目安では、キャッシュゲームでおよそ20〜50バイイン、トーナメントで100バイイン以上です。最も重要なのは、失っても構わないお金だけにすることです。
いつレートを下げるべきですか?
多くのプレイヤーは、バンクロールが現在のレートの一定バイイン数を下回ったら1段階下げる、といった基準を事前に設けています。
なぜ上手なプレイヤーにもバンクロール管理が必要なのですか?
バリアンスがあるため、強いプレイヤーでも長く負けが続くことがあるからです。十分なバイイン数があれば、そうした振れ幅の中でもベストなプレイを続けられます。
関連するポーカー用語
- バリアンス — バリアンスとは、カードの運によって生じる、実際の成績と期待される成績との短期的なズレ(振れ幅)のことです。
- ティルト — ティルトとは、フラストレーションなどの感情によってポーカープレイヤーが良い判断を放棄してしまう状態です。バッドビートや負けが続いた後によく起こります。
- BB/100(100ハンドあたりのビッグブラインド) — BB/100はポーカーのウィンレートで、100ハンドあたり平均で何ビッグブラインド勝った(負けた)かを示します。異なるレート間で成績を比較できます。
- リバイ — リバイとは、トーナメントの序盤の一定期間中にチップを追加購入できる仕組みで、通常は飛んだときやチップが減ったときに使います。キャッシュゲームではチップの追加を意味します。
- レーキ — レーキとは、カードルームがポーカーゲームを運営するために取る手数料です。通常はキャッシュゲームの各ポットの少額の割合か、トーナメントのバイインに上乗せされる料金です。